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~「彦根リキシャとは?」「彦根リキシャ仕様詳細」などはカテゴリーより入ると見やすいです。~
11月13日付けで新聞に載せていただきました。毎日新聞27面「雑記帳」。以下本文より抜粋。
滋賀県彦根市の「ひこね自転車生活をすすめる会」が、伝統産業の仏壇製造技術を生かした「彦根リキシャ」=写真=を開発。来春、自転車タクシーとして営業運転を始める。◆全長3.8メートルのリヤカー式で、座席は銅板屋根を載せた大名駕籠風。補助輪付き自転車で引き、大人2人と子ども1人が乗れる。漆や畳で仕上げ、制作費は約150万円。◆彦根藩士が1732年に人力3輪車「陸周奔車」を開発しており、会はその平成版とPR。仏壇技術を駆使しただけに、営業のモットーは「お客様は仏様」?【松井國夫、写真も】
ありがたいのです。いいしゃれも効いてて・・・。記者の松井さんありがとうございます。ですが、来春運行をめざして調整中ですが、「来春、自転車タクシーとして運行」まだ決定したわけではないのです。少し伝え方が悪かったようで。反省です。あと、「ひこね自転車生活をすすめる会」も含む「彦根リキシャ開発プロジェクト」として作り上げたので、手柄を独り占め状態にするとよくないのでこのところも反省です。
「漆や畳で仕上げて約150万円・・・」開発で、しかもすばらしい伝統技術を含めておりますのでその部分高額になっておりますが、地域の誇りを持てるオリジナルができたので大変うれしく感じております。ただ、製作技術者と相談して、仕様には段階を設けて、安価だが大量に走らせる仕様もつくろうと思います。
11月13日付けで新聞に載せていただきました。毎日新聞27面「雑記帳」。以下本文より抜粋。
滋賀県彦根市の「ひこね自転車生活をすすめる会」が、伝統産業の仏壇製造技術を生かした「彦根リキシャ」=写真=を開発。来春、自転車タクシーとして営業運転を始める。◆全長3.8メートルのリヤカー式で、座席は銅板屋根を載せた大名駕籠風。補助輪付き自転車で引き、大人2人と子ども1人が乗れる。漆や畳で仕上げ、制作費は約150万円。◆彦根藩士が1732年に人力3輪車「陸周奔車」を開発しており、会はその平成版とPR。仏壇技術を駆使しただけに、営業のモットーは「お客様は仏様」?【松井國夫、写真も】
ありがたいのです。いいしゃれも効いてて・・・。記者の松井さんありがとうございます。ですが、来春運行をめざして調整中ですが、「来春、自転車タクシーとして運行」まだ決定したわけではないのです。少し伝え方が悪かったようで。反省です。あと、「ひこね自転車生活をすすめる会」も含む「彦根リキシャ開発プロジェクト」として作り上げたので、手柄を独り占め状態にするとよくないのでこのところも反省です。
「漆や畳で仕上げて約150万円・・・」開発で、しかもすばらしい伝統技術を含めておりますのでその部分高額になっておりますが、地域の誇りを持てるオリジナルができたので大変うれしく感じております。ただ、製作技術者と相談して、仕様には段階を設けて、安価だが大量に走らせる仕様もつくろうと思います。
彦根リキシャとしては当初①言語的なイメージ②形のイメージ(屋根壁座席)の検討を行い、今の形に落とし込みました。形としては様々な「様式」のもとに想定できる限りの「屋根のかたち」「壁の形」「窓の形」「椅子の形」などなどを書き出してみて、最終的に「この形」という納得いく形に納め、さらに詳細それぞれの職人さんにどう具体化するかを相談し、作成しました。・・・この課程で明らかになったのは、日本のそれぞれの地域にそれぞれの似合った形がある。私たちの地域で出発するのは「彦根リキシャ」ではありますが、ベースの車両をもとにして、それぞれの地域にそれぞれの形が提案できると言うことでした。職人さんもそれぞれの地域にいらっしゃいますので。・・・彦根リキシャに共感を覚えられたあなた。あなたの地域のオリジナルが可能ですので、ご相談いただければ全体もしくは部分でご協力できますのでご相談ください。(事務局0749-26-2901)
①彦根リキシャの言語的なイメージ
「彦根のまちに似合う(違和感がない)」「駕籠(大名駕籠~庶民の駕籠)」「茶室(直弼の好み)」
②彦根リキシャの形としてのイメージ
「神社仏閣」「武家屋敷」「商人屋敷」「駕籠」「人力車」などの様式それぞれの「屋根」「壁」「窓」「座席」の形を考え書き出し、検討し今の形としました。
・彦根リキシャの屋根・・・銅板葺き、

・彦根リキシャの天井・・・あじろで裏打ちし、赤で縁取りした漆塗りの数枚のアーチで支える

・彦根リキシャの壁・・・地場産のすだれで左右をしめる。四方は黒く塗った柱。建具でしめることも可能。

・彦根リキシャの座席・・・上がり框はふき漆のケヤキ。かまちには「リキシャ」の紋が蒔絵で描かれる。薄い赤に色づいた畳をしく。

・彦根リキシャのからくり座敷・・・手すり部分は左右に展開し、停車時は座敷を広げて使うことができる。
・彦根リキシャの牽引車両・・・2輪もしくは3輪、または二輪の補助輪付き2輪が選択できる。重さに耐えかつ軽快に走るために今回は二輪補助輪付きとした。

①彦根リキシャの言語的なイメージ
「彦根のまちに似合う(違和感がない)」「駕籠(大名駕籠~庶民の駕籠)」「茶室(直弼の好み)」
②彦根リキシャの形としてのイメージ
「神社仏閣」「武家屋敷」「商人屋敷」「駕籠」「人力車」などの様式それぞれの「屋根」「壁」「窓」「座席」の形を考え書き出し、検討し今の形としました。
・彦根リキシャの屋根・・・銅板葺き、
・彦根リキシャの天井・・・あじろで裏打ちし、赤で縁取りした漆塗りの数枚のアーチで支える
・彦根リキシャの壁・・・地場産のすだれで左右をしめる。四方は黒く塗った柱。建具でしめることも可能。
・彦根リキシャの座席・・・上がり框はふき漆のケヤキ。かまちには「リキシャ」の紋が蒔絵で描かれる。薄い赤に色づいた畳をしく。
・彦根リキシャのからくり座敷・・・手すり部分は左右に展開し、停車時は座敷を広げて使うことができる。
・彦根リキシャの牽引車両・・・2輪もしくは3輪、または二輪の補助輪付き2輪が選択できる。重さに耐えかつ軽快に走るために今回は二輪補助輪付きとした。
環境ビジネスメッセの最終日、朝から多くの来客でにぎわいました。正面入り口前で「ベロタクシー」と「彦根リキシャ」を展示&試乗させてもらっている私たちのところにも、知っている人、知らない人、たくさんの来訪がありました(あたりまえか)。リキシャ製作に関わってくれた県立大学の皆さんにも来ていただいて、乗り方練習していただきました。棟梁と一緒に徹夜までしてくれた学生さんには頭が下がります・・・。あまりお礼を言えませんでしたが・・・。その他メッセのWEB担当の方(ベロがのってて・・・ありがとうございます)。自転車生活の木下編集長撮影ありがとうございます。一昨日になりますが多賀の田中木工さま「もっとHOT」のCDすごくよかったです。
乗り方は、トレーラー部分からの重さを受ける為に、右に曲がって次に左に曲がるなどの切り返し時に特徴的な動きをします。このときにうまく受け流すコツをつかむとうまく操縦できるようになります。若い方は飲み込みが早く、僕らよりずっとはやくお客様を乗せても安定して走れるようになるのを見ると、非常にうらやましく感じます・・・。歳か・・・。
乗り方は、トレーラー部分からの重さを受ける為に、右に曲がって次に左に曲がるなどの切り返し時に特徴的な動きをします。このときにうまく受け流すコツをつかむとうまく操縦できるようになります。若い方は飲み込みが早く、僕らよりずっとはやくお客様を乗せても安定して走れるようになるのを見ると、非常にうらやましく感じます・・・。歳か・・・。
タグ :環境ビジネスメッセ
11月05日06日07日の環境ビジネスメッセにて「彦根リキシャ」初お披露目となりました。ぱちぱちぱち。初日の搬入ぎりぎりまで徹夜作業でがんばってくれました。棟梁の三木君たち。ありがたい限りです。写真は当日朝の作業風景と、無事?かなり遅れて!(関係各位の皆様すみません!)メッセ会場に到着し、座席でくつろぐ五環生活近藤代表です。足が伸ばせて気持ちい~。
走行も安定していて、軽快と言うには少し重いですが、変速ついているので坂道でも大丈夫です。結構たくさんの方に乗っていただきました。

製作関係者の方も続々と訪れて下さり、みんなで喜びをかみ締めました。
写真はありませんが印南先生、角さん、そして写真はロゴデザインの草川さん、本体塗りと蒔絵の坂根さん、トレーラーヘッド漆塗りの武田(おさる!失礼!)大先生、野本さんです。ベロタクシーエースドライバーの浜本さんもなれない車両にトライされておりました。
走行も安定していて、軽快と言うには少し重いですが、変速ついているので坂道でも大丈夫です。結構たくさんの方に乗っていただきました。
製作関係者の方も続々と訪れて下さり、みんなで喜びをかみ締めました。
写真はありませんが印南先生、角さん、そして写真はロゴデザインの草川さん、本体塗りと蒔絵の坂根さん、トレーラーヘッド漆塗りの武田(おさる!失礼!)大先生、野本さんです。ベロタクシーエースドライバーの浜本さんもなれない車両にトライされておりました。
やっとの事で「彦根リキシャ」が完成しました。今年度は「びわ湖環境ビジネスメッセ2008」(11/5~7)、「ニューアース2008」(11/26~28)会場などにおきまして展示と試乗を行ってお披露目とPRをして参ります。興味のある方はぜひお越しください。仕様詳細は本ブログ「彦根リキシャの仕様詳細」にもアップして参りますのでご確認ください。
またこの「彦根リキシャ」は彦根の風景に似合う形で「屋根」「箱の形」「座席」「牽引する自転車」などをデザイン、制作しました。「あなたのまちに似合う!」最適な一台にも仕上げることができます。職人達の技術の組み合わせもできます。ご興味のある方はご質問だけでもけっこうです。お気軽にお問い合わせください(プロジェクト事務局 0749-26-2901)。
以下簡単な紹介です。ご覧下さい~。
************************************
~彦根発の自転車タクシー「彦根リキシャ」が完成します~
◆ コンセプト:「環境・歴史・地域 がつながるものづくり」
◆ お披露目!:「びわ湖環境ビジネスメッセ2008」で初登場!
●経緯:「自転車」の有用性の啓発と実践は、プロジェクトの中心メンバーの一つ、ひこね自転車生活をすすめる会の活動の一環です。一昨年の築城400年祭では江戸時代に彦根藩士がの発明した世界最古の自転車「陸舟奔車」(※3)を復元しました。そして次は「自分達の手で」、「彦根の技術で」、「彦根に似合う」自転車タクシーを作ろうと、ベロタクシー運行のNPOや製造関係者と共同で本プロジェクトを開催する運びとなりました。
●概要:彦根の技術で自転車タクシー「彦根リキシャ」を作ります。「彦根リキシャ」は混雑した狭い道も走行可能で、風雨に耐える実用性も備えます。市民、NPO、学生、教授、伝統技術の製造業者、など多様な者の協力で開発。彦根から全国に「平成の陸舟奔車」を発信し、まちの交通の一つの方向を示すことを目指します。
●開発のメンバー:製造技術者(・デザイン:滋賀県立大学 印南研究室、・大工:滋賀県立大学卒 三木雄野氏、・塗り:彦根 武田善和氏、・蒔絵:彦根 坂根龍我氏、・車体フレーム:大阪 ソシード技研 坂上氏)、その他製作ボランティア(主婦、学生、先生、商店主など多数)
●スケジュール
①調査 <国内や各国の製品の詳細を調べる> (4月実施済み)
②一次試作 <基本構造の試作を行い動作確認する> (7月実施済み)
③車両作製 <各方面のプロの技術をもって作製する> (もうすぐ完成)
⑤展示会出品<環境ビジネスメッセat長浜ドーム> (11月5日~7日)
<大阪国際見本市ニューアース2000 atインテックス大阪> (11月26日~28日)・
※1もともとは、「彦根エコ2自転車とまちづくり委員会」(2001年6月に行政主導で発足した彦根市の委員会)で活動した委員の有志が、委員会終了後「自らの手で何か実現していこうよ」ということで設立した市民活動の団体。
※2五感と環境と暮らしをコンセプトとし、さまざまなライフスタイルを提案したり、社会に定着させていくための活動をしているNPO法人。彦根でベロタクシーを運行する。
※3陸舟奔車は舟形のボディに操舵の前輪と、クランク式のペダルに連動した後輪(2輪)を備えた自転車である。江戸時代に彦根藩士の平石久平次が発明されたとされ、一般的に世界初とされる足で蹴るタイプの自転車ドライジーネより85年早く、世界初のペダル式の自転車とされるミショーより129年も早い発明で、こちらこそ世界初の自転車、世界初のペダル式の自転車だったと言われている。ひこね自転車生活をすすめる会では、有志とともに2005年秋より現存の設計図を元に再現につとめ、加田由紀子滋賀県知事に地元埼玉の関連資料の贈呈なども受けつつ何とか再現品の完成を見る。
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職人達の技術の組み合わせもできます。仕様にバリエーションがあります。ご興味のある方はご質問だけでもけっこうです。お気軽にお問い合わせください(プロジェクト事務局 0749-26-2901)。
またこの「彦根リキシャ」は彦根の風景に似合う形で「屋根」「箱の形」「座席」「牽引する自転車」などをデザイン、制作しました。「あなたのまちに似合う!」最適な一台にも仕上げることができます。職人達の技術の組み合わせもできます。ご興味のある方はご質問だけでもけっこうです。お気軽にお問い合わせください(プロジェクト事務局 0749-26-2901)。
以下簡単な紹介です。ご覧下さい~。
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~彦根発の自転車タクシー「彦根リキシャ」が完成します~
◆ コンセプト:「環境・歴史・地域 がつながるものづくり」
◆ お披露目!:「びわ湖環境ビジネスメッセ2008」で初登場!
●経緯:「自転車」の有用性の啓発と実践は、プロジェクトの中心メンバーの一つ、ひこね自転車生活をすすめる会の活動の一環です。一昨年の築城400年祭では江戸時代に彦根藩士がの発明した世界最古の自転車「陸舟奔車」(※3)を復元しました。そして次は「自分達の手で」、「彦根の技術で」、「彦根に似合う」自転車タクシーを作ろうと、ベロタクシー運行のNPOや製造関係者と共同で本プロジェクトを開催する運びとなりました。
●概要:彦根の技術で自転車タクシー「彦根リキシャ」を作ります。「彦根リキシャ」は混雑した狭い道も走行可能で、風雨に耐える実用性も備えます。市民、NPO、学生、教授、伝統技術の製造業者、など多様な者の協力で開発。彦根から全国に「平成の陸舟奔車」を発信し、まちの交通の一つの方向を示すことを目指します。
●開発のメンバー:製造技術者(・デザイン:滋賀県立大学 印南研究室、・大工:滋賀県立大学卒 三木雄野氏、・塗り:彦根 武田善和氏、・蒔絵:彦根 坂根龍我氏、・車体フレーム:大阪 ソシード技研 坂上氏)、その他製作ボランティア(主婦、学生、先生、商店主など多数)
●スケジュール
①調査 <国内や各国の製品の詳細を調べる> (4月実施済み)
②一次試作 <基本構造の試作を行い動作確認する> (7月実施済み)
③車両作製 <各方面のプロの技術をもって作製する> (もうすぐ完成)
⑤展示会出品<環境ビジネスメッセat長浜ドーム> (11月5日~7日)
<大阪国際見本市ニューアース2000 atインテックス大阪> (11月26日~28日)・
※1もともとは、「彦根エコ2自転車とまちづくり委員会」(2001年6月に行政主導で発足した彦根市の委員会)で活動した委員の有志が、委員会終了後「自らの手で何か実現していこうよ」ということで設立した市民活動の団体。
※2五感と環境と暮らしをコンセプトとし、さまざまなライフスタイルを提案したり、社会に定着させていくための活動をしているNPO法人。彦根でベロタクシーを運行する。
※3陸舟奔車は舟形のボディに操舵の前輪と、クランク式のペダルに連動した後輪(2輪)を備えた自転車である。江戸時代に彦根藩士の平石久平次が発明されたとされ、一般的に世界初とされる足で蹴るタイプの自転車ドライジーネより85年早く、世界初のペダル式の自転車とされるミショーより129年も早い発明で、こちらこそ世界初の自転車、世界初のペダル式の自転車だったと言われている。ひこね自転車生活をすすめる会では、有志とともに2005年秋より現存の設計図を元に再現につとめ、加田由紀子滋賀県知事に地元埼玉の関連資料の贈呈なども受けつつ何とか再現品の完成を見る。
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職人達の技術の組み合わせもできます。仕様にバリエーションがあります。ご興味のある方はご質問だけでもけっこうです。お気軽にお問い合わせください(プロジェクト事務局 0749-26-2901)。