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Posted by 滋賀咲くブログ at
御無沙汰しております。久しぶりの投稿です。
昨年末からそろそろと2台ほど作っておりました。

1台は横浜まで走ったリキシャを改装して、戦国風にモディファイしたもの。もう1台は近江八幡の竹林整備の皆さんに頼まれて作製することとなった「竹」をテーマにデザインされたもの。いずれも細部が手間入りで、なかなか完成しなかったのですが、そろそろ出来上がりつつあります・・・。3月上旬に、両方ともお披露目の機会を設ける予定ですので、ブログ上でも発表させて頂けると思います。とりあえず、今の現状です・・・。

「戦国リキシャ」外装

「竹リキシャ」フレーム


夜なべ仕事が続いたので、余裕がなかったのですが、また折に触れ、報告してまいりたいと思います・・・。  


Posted by eco&rikisha at 21:00Comments(0)彦根リキシャの機構詳細

2009年11月18日

リキシャのデザイン

今の彦根リキシャの構造的特徴は、リヤカーのような車輪のついた箱を自転車で引っ張る牽引式であるということである。倒れない工夫として引っ張る自転車の後輪の両側に補助輪を2輪設けているのも大きな特徴である。最初に構造ありきであったわけではなく、街を走りやすく、街に似合う形で、お客様が乗り降りしやすいと言うことで、自然にそのような基本構造を選択するに至った。もちろん今後の進化の過程で、変ることがあるかもしれないが・・・。

一号機はデザイン前に、「まちに似合う」形は何かと言うことで、まずは皆でキーワードを出し合った。そこでは、お城や神社仏閣、町家に茶室などいろいろな形と様式が出されたが、一号機のデザインとしては中でも駕籠の形状が参考にされたと思う。製作者の意図は深いところにあると思うので一概には言えないが、一号機はそのようなイメージを、塗りや蒔絵、日本家屋の様式を使って彦根風に上手にアレンジされているように思う。

弐号機は今年の横浜行きに合わせて急ぎ作り、横浜から帰ってからもゆるキャラも乗せられるいいサイズということで、そのまま走っている。急ぎ作ったもので、統一したイメージの下に作りこむと言うことに関して追及が甘かった。一応デザインはシンプルな和風を目指した。壁になる部分は板張りのカキシブを塗ったきり、屋根は透明のプラ板だけである・・。

彦根は築城400年祭から開国150年祭ときてお城とゆるキャラが中心的であったが、今後は「戦国」がクローズアップされることになりそうである。私たちにも馴染み深い「花しょうぶ通り商店街」は、戦国を題材にしたまち作りを行い、通りには「しょうぶ屋」、「戦國丸」を初めとするいかした(ふるっ。笑)店が並び、週末にはイベントで賑わい、古式整然とした甲冑武者が闊歩していたりする。弐号機は改めてデザインを考え直し、「戦国」のイメージで作り直せたらと、今みんなで話したりしている。素敵なデザイナーさんに長浜のベロタクシーのデザインの関係で知り合えたので、今度はリキシャ弐号の形もお願いできたら幸せだと皆では話しているのですが・・・。自分達でも勉強してみようとは思っております。

とりあえず戦国イメージではない、 けど素敵な一号の細部の写真を載せておきます。

 

  


Posted by eco&rikisha at 02:49Comments(2)彦根リキシャの機構詳細
いろいろ詳細は各カテゴリーを選択の上ご覧下さい。わからないところ、不明なところは気軽にお問い合わせ下さい・・・でも一応名前は名乗って聞いてくださいね。(問い合わせ受付:エコスタイル自転車店内竹内0749-26-2901)

いろいろ写真が撮りたまってまいりましたので、全体と部分、つたない写真画像でご覧下さい。

・まずは全体の写真たちです。
      

・次に座席部分です。
   


・そして連結部分です。

     

以上。わからないところ、不明なところは気軽にお問い合わせ下さい・・・でも一応名乗って聞いてくださいね。・・・(問い合わせ受付エコスタイル自転車店内竹内0749-26-2901)。よろしくお願いします。
  


Posted by eco&rikisha at 09:41Comments(0)彦根リキシャの機構詳細
彦根リキシャとしては当初①言語的なイメージ②形のイメージ(屋根壁座席)の検討を行い、今の形に落とし込みました。形としては様々な「様式」のもとに想定できる限りの「屋根のかたち」「壁の形」「窓の形」「椅子の形」などなどを書き出してみて、最終的に「この形」という納得いく形に納め、さらに詳細それぞれの職人さんにどう具体化するかを相談し、作成しました。・・・この課程で明らかになったのは、日本のそれぞれの地域にそれぞれの似合った形がある。私たちの地域で出発するのは「彦根リキシャ」ではありますが、ベースの車両をもとにして、それぞれの地域にそれぞれの形が提案できると言うことでした。職人さんもそれぞれの地域にいらっしゃいますので。・・・彦根リキシャに共感を覚えられたあなた。あなたの地域のオリジナルが可能ですので、ご相談いただければ全体もしくは部分でご協力できますのでご相談ください。(事務局0749-26-2901)

①彦根リキシャの言語的なイメージ
「彦根のまちに似合う(違和感がない)」「駕籠(大名駕籠~庶民の駕籠)」「茶室(直弼の好み)」

②彦根リキシャの形としてのイメージ
「神社仏閣」「武家屋敷」「商人屋敷」「駕籠」「人力車」などの様式それぞれの「屋根」「壁」「窓」「座席」の形を考え書き出し、検討し今の形としました。
・彦根リキシャの屋根・・・銅板葺き、

・彦根リキシャの天井・・・あじろで裏打ちし、赤で縁取りした漆塗りの数枚のアーチで支える

・彦根リキシャの壁・・・地場産のすだれで左右をしめる。四方は黒く塗った柱。建具でしめることも可能。

・彦根リキシャの座席・・・上がり框はふき漆のケヤキ。かまちには「リキシャ」の紋が蒔絵で描かれる。薄い赤に色づいた畳をしく。
 
・彦根リキシャのからくり座敷・・・手すり部分は左右に展開し、停車時は座敷を広げて使うことができる。
・彦根リキシャの牽引車両・・・2輪もしくは3輪、または二輪の補助輪付き2輪が選択できる。重さに耐えかつ軽快に走るために今回は二輪補助輪付きとした。
 
  


Posted by eco&rikisha at 08:48Comments(0)彦根リキシャの機構詳細
ソシード技研さん作製、武田さんの塗りフレームを組み立てました。かっこい・・・。三木棟梁の作業現場に潜入して、組み立て中の材料のす、すばらしい蒔絵を発見しました。完成度の高さに寒気を覚えるほどです。職人坂根さんの手仕事にやられました。以下画像です。

まずはフレームだけの画像


次に組み上げたトレーラーヘッド車両後姿


最後はトレーラー部分の一部「ケヤキ材」に「ふきうるし」、その上に・・・渋い蒔絵!


すべてが組みあがった状態が楽しみです。
皆様乞うご期待です。  


Posted by eco&rikisha at 00:11Comments(0)彦根リキシャの機構詳細
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クルマの代わりになるような、いやそれ以上に楽しい、自分がエンジンの乗り物を作ることがわたしの夢です。
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