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eco&rikisha
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クルマの代わりになるような、いやそれ以上に楽しい、自分がエンジンの乗り物を作ることがわたしの夢です。
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2011年09月26日

八幡竹リキシャ「募集中」

 日曜日に近江八幡の竹リキシャの手伝いで走る。八幡も多くの人でにぎわい、県内のお客様であるが、すごく喜んでくれてお話しもできて楽しい思いをさせて頂く。車体も目だって町の人や観光のお客様におこえかけ頂きうれしい。しかし、八幡はいいところなのにドライバーの確保が遅れてしまい反省しているところである・・・。募集中です!興味のある方は八幡酒蔵工房(0748-32-6421)または、NPO法人五環生活(0749-26-1463)にご連絡下さい・・・。

 久しぶりに「自転車とまちづくり」(渡辺千賀恵著1999年学芸出版)を読み返す(よくまとめておられるいい本です)。データはインターネットで最新のものも見比べながらみると味わい深い。2つのうねりとして、1970年代半ばの石油ショックと、1997年の地球温暖化防止国際会議あたりからの6%削減の機運より、自転車を利用しようという積極論が存在する。しかしながら、戦後増え続けた(年間100万台程度)自転車が石油ショック以降急激に増加し、バスの割高費も同じくして高くなったことなどからも駅前や商店街での駐輪問題が激化し、自転車を抑制しようという動きも存在する。

 一方、他国では日本同様に石油ショック以降増え続ける自転車利用があるが、オランダなど、きちんと社会システムに組み込む計画と法整備が見られる点を紹介し、日本においては横断的テーマとして認識し多面的連携とリーダーシップのもとに、散在している関心をひとつにして自転車とまちづくりに取り組むべきとまとめている。

 わが国ではまだ、都市問題や環境問題解決の手法としての自転車利用促進は、機運がまだ十分には高まっていないように思う。「生活の質を高める」という目的をさらに掘り下げて、「クルマ利用を前提とした世の中が作り上げてきたものの総括ととその問題解決手法の検討」「クルマ利用を前提としない、徒歩や自転車でいける範囲での生活の完結ということの検討-人同士の結びつきの強化」と考えた時、大きな問題の解決として、心の満足を伴った「生活の質の向上」が見込めるように思う。

 自転車タクシーでできることは大きくはないかもしれない。自転車の利用促進として、教育や自転車の貸出などと絡めた講習の方がより効果的に生活の質の向上に寄与できるのかもしれない。良い勉強になるので、引き続き私達も考えて行きたい。

Posted by eco&rikisha at 10:18 │Comments( 0 )
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