機構と構造の詳細 (2)転倒防止機構

eco&rikisha

2012年01月28日 09:50

晴れたり曇ったりしながらも雪はまだ降っており、除雪があるおかげでMTBではなんとか走れますが、普通の自転車では移動は困難です。こう言う日はゆっくりと中での作業に適しています。今日も引き続きリキシャの構造の詳細を書きます。

(2)転倒防止機構

・牽引車両に転倒防止の補助輪を設ける:牽引車両が通常の2輪の自転車だと、当然横倒れになる可能性がある。牽引車両が横倒れになると後のキャビンもつられて前のめりになり、乗客は非常に危険な思いをすることになる。このような状態を避けるため、牽引車両には補助輪を設け、倒れないようにする。またこの補助輪は後のキャビンの重量を支える役割も果たす。キャビンの自重と乗られるお客さまの重量を加えると相当の重量となる。キャビンの車輪と補助輪の4輪で重量を支える。キャビンの重量が牽引する自転車に乗っからず、補助輪が受けてくれることにより操縦安定性も高まる。またストッパーやパーキングブレーキを設け、乗務員が側にいないときに車両の動きを固定する。

<参考寸法③>補助輪車輪/キャビン車輪
彦根リキシャ  20×1.75/2.25-17(子どもMTB前輪とカブ用の前輪を流用)
長&戦&竹 26×1.75/26×1.75(MTBの前輪を流用)

   

youtubeに動画をアップしておきました。
http://youtu.be/roQ2y3HA-dQ


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